痔の日帰り手術Q&A

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痔の日帰り手術についての疑問にお答えします

受診を検討されている患者様のために、痔の日帰り手術についてよくあるご質問とその回答をまとめました。 痔の日帰り手術の実績が豊富な私たち八王子クリニックにお気軽にご相談ください。

痔の日帰り手術 Q&A

すべての手術を日帰りで行なっているのですか?

当院では、内痔核(いぼ痔、脱肛)、裂肛については、他院で入院手術が必要と判断されたケースでも、積極的に日帰り手術を行っております。しかし、一般的な痔瘻は日帰り手術で行いますが、複雑化した痔瘻については入院治療をすすめることがあります。

レーザー手術のメリットは何ですか?

CO2レーザーのメリットはフォーカスビーム(※1)とデフォーカスビーム(※2)を巧みに使うことにより、侵襲の少ない、正確で繊細な手術ができることです。手術時の出血は少なく、手術後の傷の腫れも痛みも少なく、翌日から仕事が行えます。肉体労働の方も同様です。
1991年の東京女子医大(分院)の論文でも、電気メスと比較して、手術時間は短く、出血量は半分、手術後の痛みも少ないと記載されています。さらに、電気メスが「耐えられない痛みを訴えた人」有りに対して、レーザーは「耐えられない痛みを訴えた人」無しと報告されています。1982年の慈恵医大の論文でもほぼ同様の内容が記載されています。

※1 フォーカスビームとは、焦点があった光線です。正常組織を痛めず病変部を鋭角に切ることができます。止血の能力は少ないのが特徴です。
※2 デフォーカスビームとは、焦点のぼけた光線です。組織を多少痛めますが、止血の能力が高いのが特徴です。

なぜ、日帰りでできるの?

入院が必要な理由は2つあります。 手術後の「痛み」と手術後のキズの安静が保たれないことで起こる「出血」です。 術後の痛みの原因に、手術時の止血操作(電気メスによる凝固、結紮(けっさつ)による止血)があります。いかに出血させずに手術するかが、手術後の痛みに重要です。レーザー手術の出血は少量です。
手術後の安静ですが、レーザーのキズは翌日には腫れが少なく落ち着いた状態になります。
*当院では22年間で、20,000件以上の手術で、翌日より働いたことが原因となる出血は、経験していません。

ジオン注射治療とはなんですか?

ジオン注射治療とは内痔核に「ジオン」と言う痔核の硬化薬剤を注入して、内痔核を小さくする治療です。「内痔核硬化療法」とも呼ばれます。
当院では中程度の内痔核(1度~3度前半)の方にこの治療をすすめています。なお、外痔核や嵌頓痔核、内痔核のIV度などは適応外です。

ジオン注射の治療で再発することはありますか?

ジオン注射治療はまだ10年ほどの新しい治療法です。痔の程度や担当医師の技量によっても異なりますが、20%前後です。

レーザーの手術を行なっている施設が少ないのは何故?

レーザーメスの手術はコツのいる手術です。慣れてない人が使うと、レーザー光線の強弱の加減が難しく、メリットを感じることができないかもしれません。慣れると極めて繊細な手術を行うことができます。レーザーの登場当時、レーザーに関しての高い評価の論文が出ていましたが、「レーザーなんて、そんなもん使わなくても、メスとハサミで十分だ!」という感じで、肛門科ではあまり受け入れられなかったのかもしれません。そのためレーザーメスを使いこなせる医師は極少数です。

痔の再発率について教えてほしい。

手術前の痔の程度や手術後の生活習慣でも違います。根治手術(痔核、裂肛、痔瘻)を行なった場合は痔核、裂肛は3%、痔瘻は5%程度です。

痔の日帰り手術の実績について教えてほしい。

当院では22年間で20,000人を超える痔の日帰り手術を施行しました。今ではようやく「痔の日帰り手術」は認知されてきましたが、始めた当時は「本当に日帰りでできますか?」とよくたずねられました。当院は痔の日帰り手術の「草分け」を自負しています。
現在、日本全国からご来院していだだき、年間約1,300人の方々に手術をおこなっています。そして、日帰り手術はふたつに分けて考えられます。 ひとつは、「一般的には入院手術が必要とされるが、病気の程度は比較的軽いもの」に対して手術を行う考え方です。ジオン注射や1~2ヵ所の痔核を切除するのはこちらに分けられます。
もうひとつは、「常識的に病気の程度としては、1週間から10日くらい入院が必要なもの」に対して日帰りで手術を行うものです。全周性の高度に進行した内痔核IV度、高度に腫れた嵌頓痔核などがそれにあたります。
当院では、ジオン注射治療から、高度に進行した痔核に対しての痔核根治手術まで、すべて日帰りで行っております。

肛門科で診察を行なう医師と手術を行なう医師は同じですか?

肛門科では院長井藤が年間1000件以上の日帰り手術を行っています。 診察~手術~術後のケアまで1名の医師が担当いたします。

日帰り手術のメリットは?デメリットは?

帰り手術の最大のメリットは、翌日から通常行っている仕事、家事、育児、介護などの日常生活ができることです。また、手術後にリラックスできる自宅で自由に過ごせるのも、メリットのひとつと考えます。 「痛みが少ないレーザー手術を受けたい」という理由から当院の日帰り手術を受ける方も数多くいらっしゃいます。
一方、デメリットは手術後の痛みや出血に対しての不安です。ただし、そうした不安に対して当院では、24時間・365日いつでも担当医へ直接(直通)電話ができることで、対処しております。

自費治療と保険治療の違いは?

保険治療には様々な制約と制限があります。理想的治療を求めると閉塞感や矛盾を感じることが多少あります。
当院では進行した痔に対し理想的な治療を提示する際に自費治療をお願いすることがあります。

女性の痔について教えてください。

女性の痔の主な原因は便秘、硬便、冷え症、妊娠、出産などですが、中でも妊娠出産が特に痔を増悪させます。恥ずかしさや、家事、育児の忙しさなどで悪化(進行)してから来院する方が少なくありません。
当院では「恥ずかしさ」に配慮した診察を心がけています。当院は肛門科以外の診療も行なっていますので、患者様がどの診療科を受診したか、他の患者様に知られることはありません。
診察はブランケットをかけ、患部だけが見えるようにして行います。生理中でも診察は可能です。痔の疑いがあり妊娠出産を考えている方は妊娠前に積極的な治療を行なうことをすすめます。妊娠中や授乳中は手術やジオン注射はできません。

肛門科を受診するのが恥ずかしいのですが……。

当院は総合診療科(内科・皮膚科・外科・脳外科)のクリニックです。肛門科以外の患者様もいらっしゃいます。
「肛門科単科でないのでむしろ受診しやすかった」というお声をいただいてます。受付、診療、会計を通して、肛門科の受診を他の方に知られることはありません。

イボ痔のベストの治療って何ですか?

イボ痔(内痔核)の程度によって異なります。内痔核1~2度は手術よりジオン注射を勧めます。内痔核3以上はレーザーによる痔核根治手術+ジオン注射の併用治療が最も根治性の高い(再発率の少ない)治療であると考えます。
当院では日帰り手術で行っています。手術時間は30分程度です。

切れ痔の治療について教えてください。

多くは硬い便や太い便が原因で発症します。軽度のものは排便のコントロール(緩下剤、整腸剤)と坐薬等で治療します。慢性的に繰り返し肛門が狭くなったり、排便後の痛みが半日以上続く場合は手術をすすめます。手術は日帰りで行えます。手術時間は20分前後です。

痔瘻の治療について教えてください。

痔瘻の治療は原則、手術が必要です。複雑化(進行)すると手術が難しくなり、治療期間も長く、根治性も低くなります。早めの治療が肝要です。
当院では日帰り手術で行いますが、多発痔瘻や複雑痔瘻は入院手術をすすめています。その際は適切な医療機関をご紹介します。

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