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2017.06.15

脳梗塞について

脳梗塞参考症例
参考画像

落語家・桂ざこば(69)さんが5月27日に「塞栓(そくせん)性脳梗塞」を発症し、病院に緊急入院されました。劇場に到着した際に、足元がふらつきや言葉も不明瞭で会話が成り立たなかった為、劇場関係者が救急連絡をしたそうです。
精密検査の結果、脳梗塞に加え「左中大脳動脈閉塞(へいそく)症」である事も判明し長期の入院治療が必要と診断されまいた。

日本人の脳梗塞を含む脳血管障害は死因の第4位であり、脳血管障害の約6割は脳梗塞で亡くなられています。脳梗塞の死亡率は15%程度なのですが、後遺症が残る方が非常に多い病気です。
また、3年以内の再発率が20~30%と高く、再発するたびに症状が悪化していく性質があります。


主な死因別死亡数の割合(平成27年)

主な死因別死亡数の割合

平成27年人口動態月報年計(概数)の概況

死亡順位 疾患 人数
1位 悪性新生物(がん) 370,131
2位 心疾患 195,933
3位 肺 炎 120,846
4位 脳血管疾患 111,875
5位 老 衰 84,755

脳血管障害死亡者 内訳

疾患 人数
脳梗塞 64,464
脳内出血 32,090
くも膜下出血 12,462
その他の脳血管疾患 2,859

日本人の死亡原因の第4位が脳血管障害であり、うち脳梗塞が約6割を占めています。

脳梗塞とは

脳に血液を供給している動脈や、ごくまれに脳から不要物を運びだす静脈が詰まることで起こる症状です。 脳の血管が極端に狭くなったり詰まったりすると、その先に血液が流れなくなり、脳に必要な酸素やブドウ糖が行き渡らなくなります。わずかな酸素不足でも脳細胞は働きが鈍り、この状態が長く続くと脳細胞の一部は死んでしまいます。

脳梗塞の起こり方

脳梗塞の起こり方

① 脳血栓・・・徐々に進行します。

動脈硬化で狭くなった脳動脈が徐々にふさがって詰まります。脳の深部の細い動脈(15mm以下。多いのは数mmから5mm程度。)が高血圧によって詰まるラクナ梗塞と、太い脳動脈が動脈硬化により狭くなった血管の内腔が血栓で詰まるアテローム血栓性梗塞があります。
ラクナ梗塞は、日本人に一番多い脳梗塞ですが、脳梗塞の中では比較的軽傷で、後遺症が殆ど残らないこともあります。発症する時間帯は、特に睡眠中に多いのが特徴です。
アテローム血栓性梗塞は、現在、増加傾向にあります。発症する時間帯は、特に睡眠中に多いのが特徴です。

② 脳塞栓・・・突然発症します。

脳以外の部位に発生した血栓(例えば、不整脈などが原因で心臓にできてはがれた血栓 ー心原性脳梗塞ー)が脳動脈に流れ込んで詰まり、突然発症して、麻痺や意識不明となります。
脳梗塞の中では、心臓病が原因で起こる「心原性脳塞栓症」が全体の約30%を占めています。「心原性脳塞栓症」は太い血管に血栓が詰まるため、他の脳梗塞と比べて症状が重く、死亡率は高くなります。日中の活動時に起こることが多いのが特徴です。
また、原因となる不整脈などがある場合には年齢に関係なく、若い世代でも発症します。

脳梗塞の再発率

脳梗塞は3年以内に20〜30%程度が再発すると言われています。さらに1年以内の再発率を各梗塞ごとに見ていくと、
・ラクナ梗塞 4〜5%
・アテローム梗塞 5〜6%
・心原性梗塞 7〜8%
基本的に脳以外の部分に原因が有る心原性脳梗塞の再発率が高めとなっています。
また、脳梗塞は再発をするたびに症状が悪くなっていくという性質があります。これは、1回目では脳の他の部位で補ってきた機能が、2回目3回目と再発して損傷範囲が広がり、カバーできなくなるからでしょう。この後遺症は、重度のものになると寝たきりの状態になってしまいます。 実は、脳梗塞を起こした人の半数が、寝たきりの状態になる重度の後遺症を起こしているのです。


「脳梗塞の検査」をメニューに含む人間ドックコースのご案内

当院の人間ドックでは、「マルチスライスCT」や「MRI」を使用し脳卒中(脳梗塞、くも膜下出血等)を早期発見いたします。頭痛やめまい、高血圧、糖尿病、脂質異常症(コレステロール)、喫煙など、脳の病気と関係がるとされる病状をお持ちの方、血縁者が脳疾患にかかったことのある方は年齢を問わず一度、人間ドックの受診をお勧めしています。

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