脳卒中の検査
脳卒中は、がん・心疾患と並んで日本人の死因上位に挙げられる疾患です。発症すると突然死につながるケースもあり、生存した場合でも言語障害や半身麻痺など、重篤な後遺症が残ることも少なくありません。脳卒中の怖さは「突然起こる」点にあります。自覚症状がないまま危険な状態が進行していることもあるため、定期的な検査による早期発見が重要です。
八王子クリニック新町では、AI搭載の最新MRI「Ingenia Ambition 1.5T」をはじめ、128列マルチスライスCTなどの検査機器を導入し、脳卒中リスクの早期発見に力を入れています。八王子駅からのアクセスのしやすい立地で、脳ドックや人間ドックを受け付けています。
こんな症状や不安はありませんか
以下に当てはまる方は、脳卒中のリスク評価を含む検査をお勧めします。
- 頭痛やめまいが続いている
- 物忘れが気になりはじめた
- 親族に脳卒中やくも膜下出血の方がいる
- 高血圧・糖尿病などの生活習慣病がある
- 喫煙・運動不足・肥満など、動脈硬化の危険因子がある
- 以前の検査で脳に関する異常を指摘されたことがある
脳卒中は「発症してから治療する」ではなく、「発症を防ぐための予防・早期発見」が大切です。自覚症状がない段階でも、検査によってリスクを把握しておくことが、将来の重大な事態を防ぐ一歩になります。
脳卒中とはどのような病気か
脳卒中とは、脳の血管が詰まったり破れたりすることで、脳の細胞がダメージを受ける病気の総称です。主に以下の3種類に分けられます。
脳梗塞:脳の血管が詰まり、血流が途絶えることで脳細胞が壊死する状態。自覚症状のない「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)」も存在し、将来の脳梗塞リスクの指標となります。
脳出血:脳内の血管が破れて出血する状態。高血圧が主な原因とされます。
くも膜下出血:脳の表面を覆うくも膜と脳の間に出血が起こる状態。脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)の破裂が主な原因です。脳動脈瘤とは、血管の一部が風船のように膨らんだ状態を指します。100人に1人程度の割合で存在するといわれており、破裂するとくも膜下出血を引き起こします。くも膜下出血を発症した場合、病院到着前に亡くなるケースが約3分の1にのぼり、生存した場合でも重大な障害が残るリスクがあります。
当院の脳卒中に関する検査内容
7種類のMRI撮影による脳の精密検査
当院の脳ドックでは、7種類の撮影方法でMRI検査を行い、脳の状態を多角的に調べます。1つの撮影法では見逃しやすい異常も、複数の撮影法を組み合わせることで、より精度高く確認します。
| 撮影方法 | 主に確認する内容 |
|---|---|
| FLAIR | 隠れ脳梗塞 |
| T1 | 硬膜下出血 |
| 拡散強調 | 急性期脳梗塞 |
| T2スター | 隠れ脳出血 |
| T2 | 脳腫瘍など |
| 頭部MRA | 脳動脈瘤 |
| 頚部MRA | 頚動脈の狭窄 |
脳動脈瘤・隠れ脳梗塞・隠れ脳出血・アルツハイマー病など、脳のさまざまな異常を早期に発見し、必要に応じて早期治療へとつなげます。
AI搭載型MRI「Ingenia Ambition 1.5T」による高精度な画像診断
2025年9月より、AI搭載の新型MRI「Ingenia Ambition 1.5T」(1.5テスラ)を導入しています。AIによる画像補正・信号強度補正を組み合わせることで、高精度な画像診断を実現しています。また、検査中は映像や音楽を楽しめる環境を整えており、閉所が不安な方も落ち着いて検査を受けていただけます。従来機器と比べて検査時間の短縮にも対応しています。
最終的な診断は、経験を積んだ医師が画像を確認した上で行います。
128列マルチスライスCTによる脳動脈瘤の立体的な確認
128列マルチスライスCT(CTスキャン装置の一種で、一度に128枚の断面画像を撮影できる機器)を使用した脳血管の3D撮影を行っています。複数方向から立体的に観察することで、脳動脈瘤や血管の石灰化(カルシウムが血管壁に沈着した状態)も鮮明に確認します。
特に、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤の早期発見に有効です。親族にくも膜下出血の方がいる場合など、遺伝的リスクが気になる方にも受けていただきたい検査です。
頸動脈エコー検査
頸動脈(首の血管)の状態を超音波(エコー)で調べる検査です。動脈硬化の進行度や、血管内に形成されたプラーク(血管壁に付着する脂質などの塊)の有無を確認します。頸動脈の動脈硬化は、脳梗塞リスクの指標の一つとされています。
認知症検査「ブレインスイート」
脳ドックでは、認知症のリスク評価を目的とした「ブレインスイート」という検査にも対応しています。早期のうちに脳の状態を確認し、日常生活の見直しや医療的な対応につなげることが目的です。
脳ドックの検査項目一覧
当院の脳ドックでは、以下の検査を実施しています。
- 尿検査
- 血液検査(一般採血)
- 身体測定・血圧・視力・聴力
- 血圧脈波検査(血管の硬さや詰まりのリスクを調べる検査)
- 安静時心電図
- 頭部MRI・頭部MRA
- 頚部MRA
- 頭部CT・頭部血管造影CT
- 頚部血管造影CT
- 頸動脈エコー
- 認知症検査ブレインスイート
※検査項目はコースにより異なります。詳細はお問い合わせください。
検査の流れ



1. ご予約
電話(人間ドックコールセンター:042-660-8846)、Webフォームからご予約いただけます。待ち時間なく受診いただける体制を整えています。
2. 受診当日
受診当日に判明する検査項目については、医師が直接ご説明します。検査後の説明も、希望に応じて無料で対応しています。
3. 結果のご報告
検査結果は総合結果報告書にまとめ、2〜3週間後に郵送でお届けします。前回の検査データとの比較も報告書に記載しているため、経年的な変化を確認できます。
4. 精密検査・治療が必要な場合
検査の結果、精密検査や治療が必要と判断された場合は、当院での診療への移行、または専門の医療機関への紹介状の発行に対応しています。受診後1年間はメールによる健康相談に対応しているコースもあります。
当院が選ばれている理由
日本人の死因上位疾患を1日で網羅する検査体制
脳卒中・がん・心疾患は、日本人の死因上位を占める疾患です。当院では、これら3つの疾患リスクを1日の検査で網羅できる人間ドックを実施しています。何度も通院する時間がとりにくい方や、一度にまとめて検査を受けたい方に選ばれています。年間リピート率は60%以上で、定期的に受診される方が多い点も、当院の検査体制への信頼の表れです。
AI搭載の最新MRIと128列CTの導入
2025年9月に導入したAI搭載型MRI「Ingenia Ambition 1.5T」と、128列マルチスライスCTを用いた精度の高い画像診断を行っています。最終診断は経験豊富な医師が担当します。
専門医療機関との連携体制
検査で異常が見つかった場合は、当院内の診療科(内科・脳神経内科・循環器内科・消化器内科など)への移行、または他の専門医療機関への紹介状の発行に対応しています。院内での複数診療科による連携も可能です。
遠方からも通院しやすい立地
八王子駅からアクセスしやすい立地にあり、全国からお越しの方も多くいらっしゃいます。
まとめ
脳卒中は自覚症状がないまま進行することがある疾患です。頭痛・めまい・物忘れが気になる方、生活習慣病のある方、家族に脳卒中の既往がある方は、定期的な検査を受けることをお勧めします。
八王子クリニック新町では、7種類のMRI撮影・CT検査・頸動脈エコーなどを組み合わせた脳ドックを実施しています。検査結果については医師から丁寧に説明を行い、精密検査が必要な場合は専門医療機関への紹介にも対応しています。
八王子周辺で脳卒中の検査や脳ドックをお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。
診療時間
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午前 9:00〜11:45
午後 14:00〜17:30
※日曜は外来休診(人間ドック・各種検査のみ実施)
※科目ごとに診療時間が異なります。担当医は変更になる場合があります。
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〒192-0065
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