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いぼ痔(痔核)の日帰り手術
クランプトレーザー法 八王子クリニック新宿

目次

当院のいぼ痔手術における特徴

  • 独自開発のクランプトレーザー法により翌日からの仕事復帰を実現(翌日復帰率99.7%)
  • 術後の大量出血リスクをほぼゼロに抑える独自の手術技術
  • 重度の痔核や嵌頓痔核も日帰り手術で対応可能

いぼ痔の手術について

いぼ痔(痔核)は、肛門周囲の血管が腫れてできる病気です。進行すると排便時の出血や脱出、痛みといった症状が現れ、日常生活に支障をきたすようになります。

薬物療法や生活習慣の改善で症状が改善しない場合や、患者様が早期に悩みを解決したい場合には、手術による根治治療が必要になります。

クランプトレーザー法とは

クランプトレーザー法は、当院が研究開発により確立した独自の手術技術です。商標登録を取得しており、2023年11月の日本大腸肛門病学会において約1,500例の手術成績が報告されています。

従来の痔核手術では、痔核を皮膚や粘膜とともに一塊として切除するのが一般的でした。しかし、この方法では傷が大きくなりやすく、術後の痛みや出血リスクが高くなるという課題があります。

クランプトレーザー法は、痔核を「皮膚粘膜下に存在する血管性病変」として捉え、必要最小限の切開から病変部分だけを取り除く発想で開発されました。最初から日帰り手術を前提として設計されているため、入院が必要とされてきた進行例でも翌日からの仕事復帰を実現できます。

3つの技術

クランプトレーザー法は、「痔核切除」「痔核郭清」「ジオン注射」という3つの技術を組み合わせることで、高い根治性と低侵襲性を両立しています。

1. 痔核切除(痔核の中心部を除去)

痔核の中心部分と、痔核の腫脹を繰り返すことで生じた余分な皮膚・粘膜については、痔核をクランプ(血流を遮断)した状態でCO₂レーザーメスを用いて切除します。これにより、出血を最小限に抑えながら病変を確実に取り除きます。

2. 痔核郭清(周囲の痔核を除去)

クランプ痔核切除創から、皮膚粘膜下に存在する周囲の痔核を丁寧に郭清・除去します。

肛門の排便機能に関わる皮膚や粘膜を過度に切除しないよう配慮し、必要最小限の侵襲にとどめます。CO₂レーザーメスを用いることで精密な皮膚粘膜の剥離が可能となり、痔核のみを確実に取り除くことが可能です。この技術により、傷は翌日にはほとんど閉じ、痛みを最小限に抑えることができます。

3. ジオン注射(下部直腸の痔核治療)

術後に出血リスクが生じやすい下部直腸の内痔核に対しては、ジオン注射(ALTA硬化療法)を併用します。これにより痔核を硬化・消退させ、出血リスクをほぼゼロに近づけます。

従来の手術との違い

傷の大きさと治癒期間

クランプトレーザー法では、切除を最小限に抑え、皮膚粘膜下の病変のみを丁寧に取り除くため、傷は非常に小さく、翌日にはほぼ閉じます。治癒までの期間も約3週間と、一般的な手術の半分程度です。

術後の痛みと出血

CO₂レーザーメスの特性である「適切な止血」と「周囲組織への熱損傷の少なさ」により、術後の痛みや出血リスクを軽減する効果が期待できます。

肛門機能への影響

肛門の排便機能に関わる組織を温存するため、肛門狭窄や引きつり感はなく、排便障害のリスクも抑えられます。肛門の自然な形態と機能を維持することを目指しています。

クランプトレーザー法と他の手術法の比較

クランプトレーザー法LE法(半閉鎖法)PPH法ACL法
手術内容痔核の病変を3つに分類し、CO₂レーザーメスで切除・郭清・ジオン注射を組み合わせて治療痔核を切除し、傷の一部を縫い合わせる一般的な手術痔核自体を切らずに、直腸の粘膜を吊り上げて痔核の脱出を改善し、血流を減らす痔核の切除ではなく、痔核の血流(動脈流入)を減らし、肛門クッションを引き上げて脱出を改善する
使用する機器CO₂レーザーメス電気メスステープラ(専用の機器)電気メス
手術の適応内痔核2度〜4度(幅広い)内痔核3度〜4度内痔核2度〜3度(脱出が主体)内痔核2度〜4度の粘膜脱が主体
傷の縫合なしありなしあり
術後の痛みほとんどなし中程度~強い少ない少ない
肛門狭窄起きにくい切除範囲によっては発現することがあるLE法よりは低いが発現することがある少ない
引きつり感起きにくい切除範囲によっては起きることがある起きることがある起きることがある
排便障害リスクが低い一時的に発現する場合ありほとんどなしほとんどなし
出血リスクほとんどなし注意が必要切除による出血とは異なるが、発生すると管理が難しい少ない
入院日帰り入院日帰り〜入院日帰り〜入院
治癒期間3週間1〜2ヶ月1〜2ヶ月1〜2ヶ月

手術の流れ

初診

01 予約

オンライン、LINE、電話からご都合の良い方法で診察のご予約をお取りください。

02 来院・受付

ご来院いただき、受付で問診票にご記入いただきます。

03 診察

完全個室の診察室で医師が丁寧に診察し、症状を確認いたします。

04 検査 (手術希望の方は術前検査)

手術をご希望の場合は、血液検査や心電図などの術前検査を実施します。

※初診当日の手術も可能ですが、血液をサラサラにするお薬(抗凝固薬・抗血栓薬)を服用していないことが条件となります。

手術当日

午前の手術

8:00 来院

準備

点滴や麻酔の準備を行います。

手術

麻酔開始から10〜15分程度で手術が終了します。

安静

ベッドでゆっくり休憩していただきます。

12:00前後 帰宅

午後の手術

12:30 来院

準備

点滴や麻酔の準備を行います。

手術

麻酔開始から10〜15分程度で手術が終了します。

安静

ベッドでゆっくり休憩していただきます。

16:00前後 帰宅

手術後の通院

翌日

手術部位の状態を確認し、経過が順調かどうかを診察します。

1週間後

傷の治り具合を確認します。

2週間後
(手術から約3週間後)

最終的な経過を確認し、問題がなければ治療終了となります。

治療期間は3〜5週間で、比較的短い期間で治癒を目指せます。

術後の痛みと過ごし方

術後の痛み

手術当日は少し痛みがありますが、翌日にはトイレで少しズキッとする程度です。その後はまったく痛みなしという評価が多数で、痛みの程度は個人差がありますが、ゼロからわずかな痛みで日常生活に支障はありません。

術後の過ごし方

当院で行われる低侵襲手術では、翌日から普段通りの生活・仕事(肉体労働も含む)を行って構いません。生活リズムを崩さず動くことが、術後の経過をよくする助けになります。

仕事

手術の翌日から、デスクワークはもちろん、肉体労働も含めて制限はありません。

飲酒と香辛料

飲酒と香辛料などの刺激物は2週間避けてください。

運動

仕事以外のスポーツは2週間避けてください。


よくある質問

クランプトレーザー法は誰でも受けられますか?

17歳以上であれば年齢を理由にお断りすることはなく、90歳代の患者様も手術を受けられています。幅広い年齢層の患者様が手術を受けられています。ただし、いぼ痔の進行度や症状によっては、他の治療法が適している場合もあります。診察時に症状を確認し、最適な治療法をご提案いたします。

いぼ痔の手術は痛いですか?

手術中は眠くなる薬(鎮静剤)と局所麻酔を併用するため、痛みをほとんど感じることなく手術を受けていただけます。術後の痛みについても、当院の低侵襲手術により最小限に抑える工夫を行っています。

手術当日は少し痛みがありますが、翌日にはトイレで少しズキッとする程度で、その後はほとんど痛みがないという患者様からのお声が多数です。

重度のいぼ痔でも日帰り手術できますか?

はい、可能です。4度痔核や嵌頓痔核(激しい痛みを伴う急性の痔核)など、従来は入院が必要とされた症例でも日帰り対応しています。

なぜ翌日から仕事に戻れるのですか?

当院のクランプトレーザー法は、傷を最小限に抑え、組織へのダメージを少なくする設計になっているためです。傷は翌日にはほぼ閉じ、痛みもゼロまたはごくわずかです。

複数のいぼ痔がある場合はどうなりますか?

複数のいぼ痔や急性の嵌頓痔核、きれ痔や痔ろうを伴ったいぼ痔も、一度の手術で対応可能です。当院では3つの技術(痔核切除・痔核郭清・ジオン注射)を組み合わせることで、様々な状態のいぼ痔を同時に治療できます。

いぼ痔の手術費用はどのくらいかかりますか?

症状により保険診療も可能です。内痔核3度の場合は保険適用で日帰り手術が可能です。複雑な手術や入院相当の症例は自由診療となる場合があります。診察時に症状を確認し、保険診療と自由診療のそれぞれのメリット・デメリットをご説明した上で、患者様に選択していただきます。

八王子クリニック新宿院では、新宿駅西口から徒歩3分の好立地で、土曜診療も実施しています。翌日から仕事復帰できる日帰り手術をご希望の方は、お気軽にご相談ください。