• 胸やけがある
• 胃の痛みが続く
• 胃もたれが続いている
• みぞおちの辺りに痛みを感じる
• 酸っぱいものが上がってくる
• のどに違和感がある
• 食欲が落ちている
• 体重が急に減った
• 便に黒いところがある
• 家族で胃がんに罹患した方がいる

これらに該当する方は胃の病気が原因になっている可能性があります。適切な治療のために胃カメラ検査を行い、正確な診断を受けましょう。

胃カメラは内視鏡スコープを口から食道、胃、十二指腸まで入れ、これらの部位を詳細に観察します。映像はモニターで表示され、検査医が食道、胃、十二指腸の腫瘍、ポリープ、潰瘍などの異常をチェックします。検査時間は約５～10分程度で、異常所見が確認された場合は、継続診断のために組織生検査を行うことがあります。

1. 検査予約

外来を受診してから胃カメラの検査日の予約になります。

2. 検査前日

前日の夕食は21時までに消化の良い軽い食事を摂り、それ以降は絶食してください。飲み物は水、お茶、スポーツドリンクは摂取できます。
※詳細は「胃カメラ前後のお食事について」をご覧ください。

3. 検査当日

当日は朝食を摂らずにご来院ください。飲み物は水、お茶、スポーツドリンクが摂取可能です。 糖尿病の方は、当日の朝の内服薬やインスリンを中止してください。 抗血小板薬や抗凝固薬を服用している方は事前にご相談ください。鎮静剤を使用するため検査後の運転ができないためお車やバイクでの来院は控えてください。

4. ご来院

検査予約時間の10分前にご来院頂き、受付を済ませてください。スタッフが個室にご案内いたします。

5. 検　査

スタッフが検査室へお呼びします。検査室で、胃カメラ検査前の処置（局所麻酔や鎮静希望の方は静脈ルート確保）を行います。その後、静脈麻酔を行い医師による検査を施行します。検査は5～10分程度になります。必要に応じて組織採取を行います。

6. 休　憩

鎮静を希望した場合は、検査後に個室で30分ほどの休息を取っていただきます。ストレッチャーで移動するため、リラックスしてお休みいただけます。鎮静を希望していない方は、直ぐに帰宅することもできます。

7. 検査後診察

休憩が終わりましたら、検査の内容や結果を医師から説明します。病理検査を行った場合は、再度診察を予約していただき、結果をご説明いたします。必要に応じて精密検査が必要な場合は、当院でCT検査が可能です。また、必要に応じて連携病院の紹介なども対応しています。

検査後の1時間後からお食事ができます。組織採取した場合は注意が必要です。詳細は「胃カメラ前後のお食事について」をご覧ください。