保険診療と自由診療の違い
保険診療
国が定めた基準の範囲内で行う治療です。使用できる術式・医療機器・治療内容に一定のルールがあり、患者様の費用負担を抑えられる反面、治療の選択肢が制限される場合があります。比較的軽度・限定的な病変に適用されます。
自由診療
保険の制約に縛られず、患者様の病態に応じて最善と考えられる手段をすべて用いることができる治療形態です。当院では独自開発のクランプトレーザー法をはじめ、LV&SOS法(裂肛)、ダブルドレナージ法(痔ろう)など、保険診療では対応が難しい術式を用いた低侵襲手術を自由診療として提供しています。
保険診療と自由診療のどちらが適しているかは、病変の進行度・複雑さ・患者様のご希望によって異なります。診察のうえで丁寧にご説明しますので、費用について不明な点があればお気軽にご相談ください。
各治療の費用一覧
日帰り手術
| 診療区分 | 費用の目安 |
|---|---|
| 保険診療による手術 | 30,000〜60,000円(3割負担) |
| 自由診療による手術(クランプトレーザー法など) | 380,000円(税別) |
| 自由診療による手術(複数の痔疾患が合併) | 480,000円(税別) |
ジオン注射(ALTA療法)
| 診療区分 | 費用の目安 |
|---|---|
| 保険診療 | 30,000〜40,000円 |
胃・大腸カメラ検査(3割負担)
| 検査内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| 胃カメラのみ | 4,160円程度 |
| 大腸カメラのみ | 5,410円程度 |
| 胃・大腸同日検査 | 8,860円程度 |
| 生体検査(1箇所) | 3,900円 |
| ポリープ切除(1箇所) | 26,720円 |
バーチャル大腸内視鏡検査(3D-CTC)
| 内容 | 費用 |
|---|---|
| 検査費用 | 60,000円(税込) |
※各費用は目安です。使用する薬剤・処置内容により変動する場合があります。詳細は初診時にご確認ください。
自由診療に対する当院の考え方
現行の保険診療制度は医療費の負担を軽減するうえで重要な仕組みですが、保険の枠組みの中では、最新機器の継続的な導入や、患者様の症状に最も適した術式の選択、十分な術後の経過管理を一貫して提供し続けることには限界があります。
当院が自由診療として提供している手術は、「翌日から仕事や日常生活に戻ること」を前提として設計された術式です。痛みや出血のリスクを最小限に抑え、入院を必要とせずに根治を目指すという考え方のもと、長年にわたり独自の技術を積み重ねてきました。
費用の面では保険診療より負担が大きくなりますが、入院費用が不要であること、短期間で治療が完了すること、仕事や生活を止めずに治療できることも含めて、治療の選択肢のひとつとしてお考えいただければと思います。
費用についてご不明な点や不安がある場合は、診察時に遠慮なくお申し出ください。
よくある質問
保険診療か自由診療かは受診前にわかりますか?
症状の程度や病変の状態によって判断が変わるため、診察のうえで確認する必要があります。まずは受診いただき、医師が現状を確認したうえでご説明します。「費用が心配で受診をためらっている」という方も、まずはご相談ください。
自由診療の場合、医療費控除は受けられますか?
はい、自由診療の費用も医療費控除の対象となります。確定申告の際に領収書をご活用ください。詳細は税務署または税理士にご相談ください。
支払い方法はどのようなものがありますか?
現金のほか、各種クレジットカードでのお支払いが可能です。
手術費以外にかかる費用はありますか?
術前検査の採血費用は手術費にまれます。再診料・処方薬の費用などが別途かかります。
詳細は初診時にご確認ください。