クランプトレーザー法
2024.3.29 院長.井藤尚文
一般的痔核根治手術(LE法)とレーザーメスによる手術クランプトレーザー法の比較
痔核根治手術として一般的に行われている結紮切除術(LE法)は痔核を下部直腸から肛門外縁まで一塊として切除します。
L E 法
L E 法
切除範囲は下部直腸から肛門外縁まで及ぶため、「術後の痛み」と「術後の出血」の管理に対して入院加療が必要となります。
クランプトレーザー法
クランプトレーザー法
それに比較してクランプトレーザー法は病変を3つのブロックに分けて痔核切除+痔核郭清+ジオン注射にて行います。
傷は小さく(面積はLEの1/5)痛みは無〜少なく、術後出血のリスクも大幅に軽減されるため日帰り手術が可能です。
手術翌日から安静の必要はなく肉体労働も含め仕事に制限は行いません。
クランプトレーザー法の
術後データ
2023年11月11日 大腸肛門病学会発表
データ収集期間:2022年 6月から 2022年 12月