ジオン注射

ジオン注射とは
内痔核のすべてにジオン注射は有効

内痔核に直接注射することで脱出や出血などの症状を改善する薬剤です。 効果に持続性があり、根治が期待できる治療法です。

ジオン注射前

ジオン注射前の内痔核:腫れて出血や脱出の原因となる状態
内痔核のすべてにジオン注射は有効です。※内痔核分類2度から3度前半では根治性が期待できます。
3度後半以降でも症状を緩和する効果があります。

※内痔核分類の詳細は本院ホームページへ

ジオン注射施行

ジオン注射を痔核に注入している様子:炎症を抑え組織を硬化させる治療
内痔核へジオンを5〜20cc注入する

ジオン注射後

ジオン注射後の内痔核:注射により縮小し出血や脱出が改善された状態
ジオン注入直後から効果を認める

成分名からアルタ(ALTA=Aluminum Pstassium Sulfate Hydrate Tannic Acid) とも呼ばれます。
商品名は「ジオン注®」になります。

ジオン注射の注入
4ヶ所注射法を行います

四段階注射法

ジオン注射4段階注射法:痔核の上下左右に分けて薬を注入する治療イラスト
ジオン注射は四段階注射法といって、図のようにひとつの痔核に4ヵ所にわけて注射します。

ジオン注射は内痔核治療法研究会の認定を受けた医師のみが行う事が出来ます。当院では、担当医師全員がこの資格を有し、年間1,000件以上の治療実績が有ります。

ジオン注射の起源

中国の史兆岐教授らが1971年に開発した「消痔霊」という薬剤がもとになっています。1979年に日本にも紹介され、その効果に対して高い評価を得て、日本での治験等を行い、2005年に日本で添加剤の一部を改良し発売したものが「ジオン注®」です。

メリットとデメリット

ジオン注射のメリット
1 従来なら手術の適用であった内痔核を治療できる。
2 痛みや出血がほとんどない。
3 抗凝固薬や抗血栓薬を服用中(心臓、脳血管疾患)でも、休薬せずに治療ができる。
4 手術治療と併用できる。
5 効果に比べ副作用が極めて少ない(私観)。
6 健康保険の適用である。
7 日帰り治療で行える。
ジオン注射のデメリット
1 進行した内痔核には十分な効果が出ない。
2 発熱や肛門の違和感、排便がしにくいなどの副作用が一時的に現れることがある。
3 比較的新しい治療法なので、20年30年といった長期成績のデータがない。
4 肛門管内外痔核に対して効果が少ない。
5 外痔核には使用できない。
ジオン注射を受けられない方
1 妊娠中 6 潰瘍性大腸炎
2 授乳中 7 透析治療中
3 妊娠の可能性がある 8 嵌頓痔核
4 小児 9 外痔核
5 前立腺がんで放射線治療の既往がある 10 全身状態が不良

初診

初診
予 約 オンライン、LINE、電話
受 付 問診票の記入
診 察 医師の診察
検 査 手術希望の方は
術前検査

午前の手術

午前の手術
8:00 来 院
準 備
手 術
安 静
12:00前後 帰 宅

午後の手術

午後の手術
12:30 来 院
準 備
手 術
安 静
16:00前後 帰 宅

術後の通院

手術後の通院
翌 日
1週間後
3週間後
7週間後

費 用

ジオン注射は健康保険内の治療となります。3割負担の患者様の費用は3万円前後です。

受 付 時 間

診療受付
午前10時〜
12時30分
○ 休み ○ ○ ○ ○ 休み 休み
午後15時〜
17時30分
○ 休み ○ ○ ○ ○ 休み 休み

水曜日は女性の医師による診療を行っています

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