手術費用について
当院の手術費用は、症状の程度・病変の複雑さ・使用する術式によって、保険診療と自由診療に分かれます。どちらが適用されるかは診察のうえで判断し、手術前に必ず費用をご説明します。
| 診療区分 | 費用の目安 |
|---|---|
| 保険診療による手術 | 30,000〜60,000円(3割負担) |
| 自由診療による手術 | 380,000円(税別) |
| 自由診療による手術(複数の痔疾患が合併) | 480,000円(税別) |
保険診療・自由診療の判断基準
保険診療と自由診療の区分は、病変の種類・進行度・複雑さによって決まります。同じ「いぼ痔」であっても、1箇所の軽度なものは保険適用となる一方、複数箇所に及ぶ進行したものは自由診療となる場合があります。
また、1箇所の病変であっても、その大きさや進行の程度によっては自由診療が適用されることがあります。診察時に現在の状態を確認し、わかりやすくご説明します。
保険診療が適用される主なケース
以下のような、比較的軽度・限定的な病変に対しては、健康保険を適用した手術を行います。
| 疾患 | 保険適用の目安 |
|---|---|
| いぼ痔(内痔核) | 1箇所・軽度のもの |
| きれ痔(裂肛) | 狭窄(肛門の締まりに問題)がないもの |
| 痔ろう | 単純なもの(肛門の筋肉に影響がないもの) |
| 血栓性外痔核 | ー |
費用の目安:30,000〜60,000円(3割負担)
※1箇所であっても病変が大きく進行している場合は、自由診療が適用されることがあります。
※スキンタグは自由診療のみ対応
自由診療が適用される主なケース
進行した病変や複数の病変が重なっている場合には、保険の枠組みでは対応が難しいため、自由診療による高度な手術をご案内しています。
| 状況・疾患 | 術式の例 |
|---|---|
| 他院で入院手術を勧められた | クランプトレーザー法 |
| 他院で日帰り手術が困難と言われた | クランプトレーザー法 |
| いぼ痔が複数箇所にある | クランプトレーザー法 |
| きれ痔に肛門狭窄(肛門が狭くなる症状)を合併、または複数箇所 | LV&SOS法 |
| 複雑な痔ろう(肛門の筋肉に影響があるもの) | ダブルドレナージ法 |
| 肛門管内外にまたがる痔核が複数 | クランプトレーザー法(スリーパーツ法) |
| スキンタグ(肛門皮垂) | レーザートレース法 |
| 痔核と痔ろう、痔核と裂肛など2つ以上の病変の合併 | 各術式の組み合わせ |
費用:380,000円(税別)
クランプトレーザー法(スリーパーツ法)について詳しくはこちら
自由診療に対する当院の考え方
保険診療制度は患者様の費用負担を抑えるうえで大切な仕組みです。一方で、保険の枠組みの中では使用できる術式や医療機器、治療にかけられる時間に制約があり、症状によっては最善の治療を提供しきれない場合があります。
当院が自由診療として提供している手術は、「入院を必要とせず、翌日から仕事や日常生活に戻れること」を目標として設計された術式です。術後の痛みや出血リスクを極力抑えるため、CO2レーザーメスを用いた精密な手術を行い、患者様の身体への負担を最小限に抑えることを大切にしています。
費用の面では保険診療より負担が大きくなりますが、以下の点も合わせて治療の選択肢としてお考えいただければと思います。
- 入院が不要なため、入院にかかる費用や日数がかかりません
- 手術翌日から仕事・日常生活に復帰できるため、生活への影響を少なく抑えられます。
- 標準的に3回の通院で治療が完了するため、治療期間中の通院コストも少なくなります
- 手術後は24時間365日、担当医師への電話相談に対応しています
治療費について不安な点や疑問があれば、診察時に遠慮なくお申し出ください。無理に自由診療を勧めることはなく、保険適用の可否も含めて丁寧にご説明します。
よくある質問
保険診療か自由診療かは、受診前にわかりますか?
症状の程度は診察のうえで確認する必要があるため、受診前に確定することはできません。診察時に現状をご説明し、保険適用の可否とその理由をわかりやすくお伝えします。
自由診療でも医療費控除は受けられますか?
はい、自由診療の手術費用も医療費控除の対象となります。確定申告の際に領収書をご使用ください。詳細は税務署またはかかりつけの税理士にご相談ください。
保険証を持っていない場合はどうなりますか?
保険証をご持参いただけない場合は自費診療となります。受診の際にご持参いただくようお願いします。
支払い方法はどのようなものがありますか?
現金のほか、各種クレジットカードおよび電子マネーでのお支払いが可能です。
他院で「入院が必要」と言われましたが、費用はどうなりますか?
他院で入院手術を勧められたケースでも、当院では日帰りの自由診療として対応できる場合があります。入院が不要なため、入院に伴う費用や日数が発生しません。そのため、トータルの費用負担を抑えられるケースも少なくありません。まずは診察のうえでご相談ください。