小 外 科

粉瘤/脂肪腫/巻き爪/ホクロ

粉 瘤(アテローム)

粉瘤とは皮膚の下に小さな袋ができて、垢や皮脂などの老廃物がたまったものです。

粉瘤

症 状

初めは米粒大ですが、徐々に大きくなっていきます。 粉瘤が細菌感染を起こすと痛みや腫れ、赤み、熱感といった症状が現れます。

治療方法

粉瘤はサイズが小さくても薬では治せないので、基本的に外科手術となります。手術は「くりぬき法」と呼ばれる方法で行います。円形の刃で小さな穴をあけ、そこから内容物を抜き取る方法です。

粉瘤の手術

粉瘤手術の流れ1
印をして局所麻酔を行います。
粉瘤手術の流れ2
中央にメスで4mm程度の穴をあけます。
粉瘤手術の流れ3
内容物を丁寧に抜き取ります。
粉瘤手術の流れ4
内部を確認し傷口を縫い合わせます。

手術時間:15分〜30分

脂 肪 腫(リポーマ)

脂肪腫とは、いわゆる「脂肪のかたまり」で脂肪細胞から構成される良性の柔らかい腫瘍で、一般的なできものです。

脂肪腫

症 状

皮膚がドーム状に盛り上がり柔らかいしこりとなります。皮膚との癒着はなく、痛みが起こることはほとんどありませんが、神経を圧迫する場所にできると痛むことがあります。

治療方法

治療方法は臨床症状や画像診断を行い、切開手術によって摘出します。

脂肪腫の手術

脂肪腫手術の流れ1
印をして局所麻酔を行います。
脂肪腫手術の流れ2
脂肪腫の3分の2の長さを切開します。
脂肪腫手術の流れ3
指とピンセットで優しく摘出します。
脂肪腫手術の流れ4
しっかりを止血を行い縫合します。

手術時間:15分〜30分

巻 き 爪(陥入爪)

巻き爪

巻き爪(陥入爪)とは、爪の端が内側に巻き込んで痛くなる病気で、多くは足に起こります。巻き爪のある部分に痛みが起こるだけでなく、姿勢や歩き方が悪くなるため、ひざや腰の痛みの原因となります。

巻き爪の原因

巻き爪の原因

爪はもともと「巻こうとする力」を持っていて、それに対して指側からの「広げようとする力」が均衡して正常な爪の状態が保たれています。 巻こうとする力が強くなると(または、広げようとする力が弱くなると)巻き爪になってしまいます。

治療方法

症状により抗菌薬の塗り薬や飲み薬の治療、痛みを和らげる処置、爪棘切除等の手術を行います。

陥入爪の手術

陥入爪手術の流れ1
指の付け根にブロック麻酔を行います。
陥入爪手術の流れ2
切開し爪母部分まで切除します。
陥入爪手術の流れ3
爪母部分をレーザーで焼灼します。
陥入爪手術の流れ4
切開部分を縫合します。

手術時間:15分〜30分

ホクロ、イボ

ホクロとは、メラニン色素を作り出す母斑細胞が増殖してできる良性のできもの(皮膚腫瘍)です。遺伝性はなく、生まれつきできるホクロや、成長するにつれてできるホクロなど、あらゆる年齢でできます。

ホクロの除去

原 因

原因としては生活習慣の乱れや疲労、ストレス、ホルモンバランスの崩れ、紫外線、摩擦や圧迫などが挙げられますが、原因不明なものも多く、これらの刺激によって母斑細胞が増殖するとホクロができます。

治療方法

レーザー治療または切除でホクロ、イボの除去手術を行います。また、皮膚がんの鑑別、病理検査も行っています。

ホクロの手術

ホクロの除去手術の流れ1
ホクロの根本に局所麻酔を行います。
ホクロの除去手術の流れ2
CO2レーザーを照射してホクロを取り除きます。
ホクロの除去手術の流れ3
照射後、患部は少し凹んだ状態になります。
ホクロの除去手術の流れ4
数週から数か月後で患部は目立たなくなります。

手術時間:15分


その他の手術

切り傷、擦り傷の処置・治療、その他手術等はご相談ください。

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