痔核根治手術
クランプトレーザー法
クランプトレーザー法の
3つの技術
❶痔核切除 ❷痔核郭清 ❸ジオン注射
❶ 痔核切除(クランプトレーザー手技)
痔核の血流をクランプし切除
切除にはCO2レーザーメスを使用します。ほぼ出血せずに痔核切除を行います。
❷ 痔核郭清(アンダーマイニング手技)
壺の口から中身を取り出すように除去
小さな傷口から痔核を取り除きます。痔核(病変)をキレイ(清く)に取り除くことから「痔核郭清」と言う言葉が使われます。
※「郭清」という言葉は、がん手術におけるリンパ節郭清などにも使用される言葉で、「病変をきれいに掃除し清める」という意味が込められます。
❸ ジオン注射(ALTA療法)
内痔核を硬化消退
内痔核に注射して内痔核を硬化消退させる治療法です。内痔核硬化療法に分類されます。
肉体労働も含めて、翌日からの仕事に制限なし
クランプトレーザー法の傷の大きさは一般的な手術と比較して5分の1以下となるため、痛みも少なく、肉体労働も含めて、翌日からの仕事に制限を持たせていません。
痔核根治手術を日帰りにて行うことができる。体に優しい超低侵襲手術です。
クランプトレーザー法の
術後データ
2023年11月11日 大腸肛門病学会発表
男女の差は僅かですが、年代別では仕事の都合で休めない40代・ 50代が多く、20代・ 30代の子育てで入院できない女性が多い傾向があります。高齢の方は他の医療機関で手術が難しいと診断受け当院を受診されている方が多くなっています。
手術翌日に、痛みなどで仕事に支障が出た方はほとんどいませんでした。手術の数日経ってから大量の出血(晩期出血)が起きた方はいませんでした。手術翌日から制限がいらない日帰り手術であることがわかりやすいデータになっています。
痛みの感じ方は人それぞれになってしまいますが、手術後に痛みが強いと感じた方のデータになります。持続的に痛みを感じていた方も、翌日ご自身でクリニックに通院されています。また、術後21日で、持続的な痛みを感じている方はほとんどいませんでした。
ジオン注射の副作用としての発熱は、メーカー資料によりますと、「5%以上」となっています。 当院での副作用としての発熱は 1.78%と低くなっています。この理由としては、当院の手術の手技の中に肛門のストレッチとマッサージがあり、この手技が副作用の発現率低下につながっていると考えています。
データ収集期間:2022年 6月から 2022年 12月
30代男性 内痔核4度 4ヶ所切除
手術の詳細画像
60代女性 内痔核 3箇所切除
手術の詳細画像
40代男性 内痔核 1箇所切除
手術の詳細画像
60代男性 内痔核3度 2箇所切除
手術の詳細画像
50代男性 内痔核3度 2ヶ所切除
地 図
JR新宿駅西口から徒歩3分
O-GUARD SHINJUKU 9F