乳がん検査
着衣のまま
乳房を圧迫しないで
検査ができます。
検査について
特徴
- Tシャツを着たままで撮影ができます。
- 乳房を圧迫しません。
- 従来のMRIマンモグラフィーのような造影剤は使用しません。
乳がんとは
- 日本人女性のがん罹患順位 第1位です。
- 9人に1人が罹患します。
- 30代から急増します。
- 働く世代、子育て世代に多く発生します。
先進国の中で、日本の乳がん検査の受診率は最下位です。
その原因は、乳房を見られる恥ずかしさや検査の痛みにあります。
この乳がん検査は、そういう思いから解放された新しい検査方法です。
乳がんの症例画像
ドゥイブス法で撮影された高画質な画像を元に診断します。
「ドゥイブス」の原理
乳がん検査ではドゥイブスという撮影法で検査を行います。ドゥイブス(DWIBS)とは、MRIの高性能化によって可能となった撮影方法です。 同様の検査を行うPET-CTと比較すると、 PET-CTは悪性腫瘍(がん)がエネルギー代謝(糖代謝)の高いことに着目し悪性腫瘍を検索するのに対し、DWIBSは悪性腫瘍が細胞密度の高い(細胞と細胞の間が狭い)ことに着目し細胞間の水の動きをもとに悪性腫瘍を検索します。
死角のない検査
マンモグラフィーや乳房専用PETの撮影では死角ができるため、乳房の奥(胸壁)や脇の下まで撮影ができません。MRIはアンテナの周り360度に感度があるので、均一に撮影することができます。
ドゥイブスとマンモグラフィーの比較
デンスブレストの影響を受けにくい
日本人に多いデンスブレスト(高濃度乳房)の方でも影響の少ない画像が得られます。
マンモグラフィとドゥイブス法の画像比較
【撮影時の条件・注意事項】
- 豊胸術後であっても検査は可能ですが、一部のインプラントについては例外があります。
Motiva(モディバ)社のインプラントの一部はマイクロチップ(金属製)が入っています。MRIを受けても支障はないのですが、画像不良部分が生じますので、この場合は受診できません。挿入されているインプラントについては、よくお確かめの上でご予約いただきますようお願いいたします。 - 月経周期について
検査推奨時期:月経開始日5日目~14日目
検査可能時期:月経開始日~21日目
乳腺エコーと同様、乳腺が張っている場合は診断に関して「判断が難しくなる場合」があります。
乳がんについて
乳がんは日本人女性のがん罹患数では第1位です。9人に1人が乳がんに罹患します。
女性のがん罹患順位の第1位は乳がんで、9人に1人が乳がんになります。しかし、乳がんによる死因順位は第4位で、罹患順位より死亡順位が低い事から、早期発見・治療が重要です。
2023年 女性のがん罹患数・死亡数予測
国立がん研究センター「2023年のがん統計予測」 に基づく
30歳代から増える乳がん罹患者
乳がんは胃がんや大腸がんのように年齢が高まるとともに増えるがんとは異なり、30歳代から増加をはじめ、40歳代でピークを迎えます。
女性のがん年齢別罹患率比較
国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」基づく
乳がんで亡くなる女性は20年前の約1.8倍
日本では乳がんで亡くなる女性が、20年前と比較すると約1.8倍と増加の一途をたどっています。
乳がんの死亡数推移
国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」に基づく
レディースドック
乳がんコース
¥31,900(税別価格¥29,000)
所要時間:30分