胃がん検査について

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胃がんの早期発見の鍵は内視鏡とピロリ菌

検査について

内視鏡で胃を直接的に観察

現在、胃がんの診断で有効な検査は内視鏡検査です。
内視鏡検査では、先端にレンズのついた管を口や鼻からいれて観察し、食道や胃、十二指腸を観察していきます。
胃の中を直接みることができるため、怪しい部分に色を付けたり、がん細胞かどうかを調べる為に組織の一部を採取することもできます。よって、がんの診断を直接することができるため早期発見につながるのです。

経鼻内視鏡

鼻からの内視鏡(胃カメラ)で苦痛が緩和された検査

鼻からの内視鏡 口から行われる胃内視鏡は挿入時の嘔吐反射で辛い・苦しいなど、まだまだ抵抗のある検査の一つです。 当院では嘔吐反射のない経鼻内視鏡を導入しています。嘔吐反射は下の根元である舌根を通ると起こる現象ですが、経鼻内視鏡はその舌根を通らないため、嘔吐反射が起こりにくくなっています。 経鼻内視鏡のスコープは従来の胃内視鏡の約半分の径(5.9mm)なので、鼻腔から挿入する事が可能です。よって検査中、口が塞がらないために医師との会話が可能となります。検査中いつでも医師に思いを伝えられるという安心感があります。

マルチスライスCT撮影画像

ピロリ菌に感染すると胃がんのリスクが5倍

ピロリ菌と胃がんの関係ピロリ菌は、胃の壁を傷つける細菌として知られており、現在日本人の約半数以上、特に40歳以上の方に感染が高いと言われています。 ピロリ菌は、胃・十二指腸潰瘍や胃炎の原因といわれ、潰瘍患者の約80%以上の方がピロリ菌陽性という報告もあります。 さらに、ピロリ菌に感染した胃炎や胃潰瘍をそのまま放置しておくと、胃がんになる可能性が高くなるということもわかっているのです。なんと、胃がんになった人の99%はピロリ菌の感染に関係していました。定期的な内視鏡検査とともにピロリ菌の存在を確認することで、胃がんの早期発見はもとより、胃がんの予防も可能になるのです。

がん死因第3位の胃がん

2019年の胃がんと診断された人は124,319人で、がん死亡者の中では第3位の病気です。 胃がんにかかる方の傾向は、現代でも40代以降で顕著に増加しますが、今までの統計をみると死亡率は減少してきています。
これは胃内視鏡検査が病院やクリニックにも普及してきた事が一番の理由と考えられます。 ということは、胃がんは内視鏡検査を行い早期に発見できれば「生存率が高いがん」ともいえるのです。

胃がんの死亡順位国立がん研究センター「がん統計」に基づく


経 鼻 内 視 鏡 検 査

オプション価格 ¥30,800

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