その他の病気

気になる病気から検査を探す

各病気に適した検査を行うことで早期発見につなげることができます。

生活習慣病について

生活習慣病とは?どんな病気か

以前は成人病ともいわれましたが、食生活や運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣によって引き起こされる病気を「生活習慣病」と呼びます。主に糖尿病や心臓病、脳卒中、がんなどが挙げられます。 「成人病」では、歳をとったから病気になるというイメージがありますが、悪い生活習慣が大きな要因であることを認識し改善することが、発症予防につなげることが出来ます。

脂質異常症(高脂血症)について

脂質異常症(高脂血症)とは?どんな病気か

血液中の脂質(脂肪)が増えすぎた状態のことを指します。
高脂血症にもいろいろな種類があります。血液中のコレステロールが増えれば高コレステロール血症、トリグリセリド(中性脂肪)が増えれば高トリグリセリド血症とも呼ばれます。この両者が増加する場合もあります。
高脂血症が続くと、動脈硬化を引き起こし、脳血管障害や心筋梗塞を招く危険性がありますので注意が必要です。
血液検査で血中のコレステロール、トリグリセリド、HDLコレステロールの値を測定することで、診断が可能です。

脂質異常症(高脂血症)の予防について

高カロリー高脂肪の食事と運動不足などの生活習慣が一番多い原因です。バランスのよい食事を心がけ、普段から運動をすることが大切です。

糖尿病について

糖尿病とは?どんな病気か

血液中に含まれるのブドウ糖(血糖)が異常に増え、そのために徐々に全身の血管や神経が侵されて視力障害や腎不全、足の壊疽、心筋梗塞、脳血管障害などの合併症を併発しすること。特に自覚症状がないのが特徴です。1型糖尿病2型糖尿病、その他の疾患に伴う糖尿病および妊娠糖尿病に分類されます。

1型糖尿病

自己免疫異常により、インスリンを合成する膵β細胞が破壊され、インスリンが絶対的に欠乏し、高血糖になります。

2型糖尿病

糖尿病の98%以上を占め、40歳以降に起こりやすいタイプです。インスリン分泌の低下あるいはインスリン抵抗性によって骨格筋などでの糖の利用が悪くなり高血糖を来します。現在、日本での患者数は急激に増加し、最近では50歳以上の人の約10%が2型糖尿病だといわれています。

こんな症状があったら糖尿病の可能性あり

高血糖による症状としては、 口渇こうかつ、多飲、多尿、多食、体重減少、体力低下、 易い疲労感、易感染などがあります。尿に糖が多量に排泄され、その甘い匂いで発見されることもあります。

糖尿病の予防について

食べ過ぎないことと、栄養のバランスをとることが大切です。その為にふだんの食事から、心がけが必要です。また、無理のない、適度な運動も必要とされています。

肥満について

肥満とは?

肥満とは体内の脂肪が過剰に溜まった状態のことを指します。体脂肪率が標準値を上回った状態を「肥満」といいます。体脂肪率が男性の場合は20%、女性は30%以上になると、肥満であるといえます。

メタボリックシンドロームについて

メタボリックシンドロームとは?どんな病気か

内臓脂肪型肥満によって、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態のこと。ウエスト周囲径が男性85センチ以上、女性90センチ以上などを条件に診断基準が設けられております。 内臓脂肪型肥満を共通の要因として高血糖、脂質異常、高血圧が引き起こされる状態で、それぞれが重複した場合は命にかかわる病気を招くこともあります。ただし、食べ過ぎや運動不足など、悪い生活習慣の積み重ねが原因となって起こるため、生活習慣の改善によって、予防・改善できます。

メタボリックシンドロームの予防について

メタボリックシンドロームを引き起こすおおもとの原因は内臓脂肪蓄積です。その最大の原因が、過食と運動不足であることは間違いありません。そのためメタボリックシンドロームを改善・予防するためには、食べ過ぎと運動不足を解消し、内臓脂肪を減らすことが大切です。食生活を改め、適度な運動を日常生活にとりいれる、この2点がメタボリックシンドローム改善に重要です。
内臓脂肪は皮下脂肪に比べて、増加しやすいけれど減りやすいという特徴があります。食事量を減らすだけでも、運動量を増やすだけでも、比較的容易に減少していきますが、このふたつを併せて行うのがより効果的です。

痛風について

痛風とは?どんな病気か

尿酸の生成や排出の異常から、高尿酸血症となり、末梢(特に足の指など)の関節などに発作的な疼痛を繰り返す病気のこと。「風が吹いただけでも痛い」というところから病名がきています。日本での有病率は0・1~0・3%と推測され、90%以上が男性です。発症年齢は40代前後に多く、最近は若年化の傾向がみられます。 高尿酸血症が続くと尿酸(プリン体)の働きが原因で炎症が起こるとされています。尿酸はプリン体という物質の最終産物で、主に肝臓で産生され、腎臓から排泄されます。原因は不明ですが、ある程度の体質(遺伝性)が関与しており、アルコール(とくにビール)や甘い飲み物なども増悪させます。典型的なタイプとしては、活動的な中年男性で、アルコールや肉食を多く摂取する習癖がある人に多い病気です。

痛風の予防について

痛風の患者のうち、約8割の人が脂質異常症、糖尿病や心疾患、脳血管障害などの生活習慣病を合併しているといわれています。痛風発作をこれらの疾患の危険信号ととらえて、きちんとした全身管理に取り組むことが重要です。

ピロリ菌について

ピロリ菌とは?

ピロリ菌の正式名称は、「ヘリコバクター・ピロリ菌」。胃の壁を傷つける細菌として知られており、現在日本人の約半数以上、特に40歳以上の方に感染が高いと言われています。また、ピロリ菌は、胃・十二指腸潰瘍や胃炎の原因といわれ、潰瘍患者の約80%以上の方がピロリ菌陽性という報告もあります。

ピロリ菌に感染すると胃がんのリスクが5倍

ピロリ菌に感染した胃炎や胃潰瘍をそのまま放置しておくと、胃がんになる可能性が高くなるということもわかっています。なんと、胃がんになった人の99%はピロリ菌の感染に関係しいたとうデータもあり、定期的な内視鏡検査とともにピロリ菌の存在を確認することで、胃がんの早期発見はもとより、胃がんの予防も可能になるのです。

ピロリ菌が引き起こす病気

それ自体では自覚症状のないピロリ菌も、さまざまな病気の発生や進行に関係しています。ピロリ菌が引き起こす主な病気は以下の通りです。

胃潰瘍、十二指腸潰瘍

潰瘍患者のピロリ菌感染率は90%以上です。
ピロリ菌除菌が推奨され、保険適用になっている病気です。 一度よくなっても半数以上が再発し、薬をなかなかやめることができない病気です。
ピロリ菌が発見されるまでは再発するのが当たり前だと考えられていましたが、ピロリ菌除菌に成功すると胃潰瘍、十二指腸潰瘍ともに再発率が減少しました。

胃がん

胃がんは年間約10万人が発症していると言われ、がん死亡者の中では第2位の病気です。
胃がんにかかる方の傾向は、現代でも40代以降で顕著に増加しますが、今までの統計的にみると死亡率は減少してきています。 ピロリ菌感染者の多い日本では、世界的に見ても胃がん患者が多いといわれています。
早期胃がんでピロリ菌が見つかった場合は、内視鏡的治療後に除菌治療が推奨されます。
1994年に世界保健機構(WHO)は、ピロリ菌を発癌物質として認定し、「ピロリ菌除菌により胃がんの予防効果があることが証明された」と発表しました。

萎縮性胃炎

胃萎縮性胃炎は粘膜層が非常に薄くなり胃炎と同様の症状を起こす病気で、その大部分はピロリ菌感染が原因です。 萎縮性胃炎になった場合、その後の胃がん予防のためにピロリ菌除菌治療が薦められます。
ピロリ菌に感染するとまず急性胃炎が起き、長い年月をかけて萎縮性胃炎になり、胃がんになる危険性が4~10倍に増加すると考えられています。 ただし萎縮性胃炎以外(慢性胃炎と呼ばれるもの)の原因には、ピロリ菌感染以外に加齢、塩分の過剰摂取、アルコール、タバコ、野菜の摂取不足など多くのものがあるので、ピロリ菌除菌を予防できる訳ではありません。

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