「痔の手術は痛いと聞くけれど本当?」「仕事を休めないけれど日帰りで治せるの?」など、痔に関する不安や疑問を抱えている患者様は少なくありません。
斗南堂グループでは、開院から30年、累計3万例以上の手術実績に基づき、患者様のQOL(生活の質)を最優先にした「生活を止めない医療」を提供してまいりました。本記事では、診察室で患者様からよくいただくご質問に対し、専門医の視点から詳しくお答えします。
1. 痔の症状と種類に関するQ&A
Q. 痔にはどのような種類がありますか?自分でも見分けられますか?
痔には大きく分けて「いぼ痔(痔核)」「きれ痔(裂肛)」「痔ろう」の3種類があります。
- いぼ痔: 肛門のクッション部分がうっ血して腫れたものです。排便時に脱出したり、出血したりするのが特徴です。
- きれ痔: 硬い便などで肛門の出口付近が切れた状態です。排便時に強い痛みを感じます。
- 痔ろう: 肛門内の細菌感染により膿のトンネルができる病気です。痛みや発熱を伴い、手術以外では治りません。
Q. いぼ痔が「脱出」しています。重症度はどのくらいですか?
いぼ痔(内痔核)は、脱出の程度によって1度〜4度に分類されます。
- 1度: 脱出しない
- 2度: 排便時に脱出するが自然に戻る
- 3度: 脱出し、指で押し込まないと戻らない
- 4度: 常に脱出したままで、押し込んでも戻らない 3度〜4度の状態になると、日常生活に支障をきたすことが多く、手術の検討が必要になるケースが増えます。
2. 手術の痛みと入院に関するQ&A
Q. 痔の手術は「激痛」だと聞きましたが、本当ですか?
従来の手術(ミリガン・モルガン法など)は、病変を大きく切り取るため、術後に強い痛みを伴うことが一般的でした。 しかし、当院独自の「クランプトレーザー法(スリーパーツ法)」では、CO2レーザーを用いて最小限の傷から病変のみを郭清するため、組織へのダメージを極限まで抑えています。当院の集計データでは、手術翌日に「強い痛みがない」と回答された患者様は92.2%に上ります。
Q. 本当に「日帰り」で手術ができるのですか?
はい、当院では100%の患者様が日帰り手術を受けておられます。 他院で「重症なので1週間の入院が必要」と診断された4度痔核や複雑痔瘻、嵌頓痔核(急激に腫れて激痛を伴う状態)であっても、当院では全例日帰りで対応可能です。麻酔から覚めた後は、ご自身の足で歩いて帰宅いただけます。
3. 術後の生活と仕事復帰に関するQ&A
Q. 手術の翌日から仕事に行けますか?
当院で手術を受けられた患者様の99.7%が「翌日の仕事への影響なし」と回答されています。 デスクワークの方はもちろん、トラック運転手、ダンサー、タクシー運転手など、身体を酷使する職業の患者様も翌日から通常通り就労されています。
Q. 術後の生活で制限されることはありますか?
当院の術式は再出血のリスクが極めて低いため、翌日から「運動」「仕事」「入浴」のすべてが可能です。 唯一の制限として、お酒(アルコール)と辛い刺激物の摂取については、傷口の炎症を抑えるため手術から1週間程度は控えていただくようお願いしています。
4. 独自技術「クランプトレーザー法(スリーパーツ法)」に関するQ&A
Q. 「クランプトレーザー法(スリーパーツ法)」とはどのような術式ですか?
痔核を皮膚や粘膜と一塊として切り取るのではなく、「粘膜下に存在する血管の病変」として捉え、小さな傷から中身だけをくり抜く(郭清する)独自の術式です。 以下の3つの技術を組み合わせた「超ハイブリッド手術」により、根治性と痛みの少なさを両立させています。
- 痔核切除: 最小限の範囲のみを切除。
- 痔核郭清(アンダーマイニング手技): レーザーで病変をくり抜く。
- ジオン注射: 直腸側の内痔核を硬化させる。
Q. なぜ「自由診療」なのですか?
自由診療とは、国が定めた保険適用のルールに縛られず、「患者様にとって最善と考えるすべての手段を尽くす医療」のことです。 当院では、最新のレーザー機器の使用、手間と時間をかけた剥離技術、そして24時間体制のサポートを提供するために自由診療という形式をとっています。それにより、入院を回避し、翌日からの社会復帰という高い付加価値を実現しています。
5. 診察のプライバシーと女性への配慮に関するQ&A
Q. 診察で恥ずかしい思いをしませんか?
患者様の心理的ハードルを下げるための工夫を徹底しています。
- 体勢の配慮: 恥ずかしさを感じにくい診察姿勢を採用し、タオルで体を覆って露出を最小限に抑えます。
- 個室対応: 問診や検査、手術前後の待機はすべて完全個室で行います。
- ビル選定(新宿院): 美容外科や歯科なども入るビルに位置しており、肛門科を受診していることが周囲に分かりにくい配慮をしています。
Q. 女性医師に診てもらうことは可能ですか?
八王子クリニック新宿では、水曜日に女性医師による外来診療を行っています。受付や看護師も女性スタッフを中心に構成されており、エステのような清潔感のある内装で、女性の患者様も安心して受診いただけます。
6. 費用と通院に関するQ&A
Q. 手術費用はどのくらいかかりますか?
クランプトレーザー法(スリーパーツ法)(自由診療)による治療の場合、費用の目安は380,000円〜となります。 これには手術だけでなく、術後の経過観察や、痛みを抑えるための特別な配慮、万全のアフターフォロー体制が含まれています。入院費用や仕事を休む損失を考慮し、選択される患者様が多くいらっしゃいます。
Q. 術後の通院回数はどのくらいですか?
当院では、患者様の負担を減らすため、最小限の通院で完治を目指します。 標準的には「手術翌日」「1週間後」「2週間後」の計3回の通院で完了します。治療期間は全体で3〜5週間程度と、一般的な手術の半分以下の期間です。
一人で悩まずにご相談ください
痔は、誰にでも起こり得る身近な病気です。「手術が怖い」「恥ずかしい」という思いから受診を先延ばしにされている患者様も多いですが、放置すると貧血や激痛、あるいは「痔ろうがん」のような重大なリスクに繋がることもあります。
当院では、日本で最も多くの症例を見てきた専門医が、事実に基づいた丁寧な説明を行い、患者様にとって最適な治療法を提案いたします。長年の悩みから解放され、「生まれ変わったような気持ち」で毎日を過ごせるよう、私たちが全力でサポートします。
まずは一度、ご相談だけでもお越しください。