斗南堂グループの消化器内科では、「医をもって社会に貢献する」という理念のもと、食道、胃、大腸などの消化管から、肝臓、膵臓、胆嚢、脾臓といった内臓疾患まで、幅広く専門的な診療を行っています。
当グループの大きな特徴は、単に症状を抑えるだけでなく、「医学的根拠に基づいた合理的な検査」によって、日本人の死因上位である「がん」などの重大疾患を早期に発見し、速やかに治療へと繋げることです。最新の128列マルチスライスCTや、AI診断支援機能を備えた内視鏡システムを駆使し、患者様のQOL(生活の質)を守る「生活を止めない医療」を追求しています。
専門的な消化器診療の範囲
消化器内科では、以下のような多岐にわたる臓器の疾患に対応しています。
- 消化管疾患: 逆流性食道炎、胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃がん、大腸がん、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、クローン病などの炎症性腸疾患(IBD)。
- 肝・胆・膵疾患: 肝硬変、胆石、胆嚢ポリープ、膵炎、およびこれら臓器の腫瘍。
- 機能性疾患: 過敏性腸症候群、慢性的な便秘や下痢。
特に、胃がんや大腸がんは早期発見によって根治が可能な病気です。当院では「苦しくない」「精度の高い」検査体制を整え、受診者様の心理的ハードルを下げる工夫を凝らしています。
苦痛を最小限に抑えた「胃カメラ検査(上部消化管内視鏡)」

胃カメラ検査は、食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察し、がんや潰瘍、ピロリ菌感染の有無を確認するために不可欠な検査です。
検査をお勧めするケース
50歳以上で一度も検査を受けたことがない方、胃の痛みや不快感が続く方、胸焼けや胃酸の逆流がある方は、定期的な受診が推奨されます。
楽に受けられる工夫
- 経鼻内視鏡の導入: 鼻から挿入する細いスコープを使用することで、舌の付け根に触れる際の嘔吐反射(オエッとなる感じ)を大幅に軽減できます。当院では約8割の患者様が経鼻を選択されています。
- 鎮静剤の使用: 不安が強い患者様には、鎮静剤を用いてウトウトと眠っているような状態で検査を行うことも可能です。
「大腸カメラ(下部消化管内視鏡)」と日帰りポリープ切除

大腸がんは、前がん状態である「大腸ポリープ」を早期に切除することで、その発症を未然に防ぐことができます。
当院の大腸カメラの特徴
- 原則として鎮静剤を使用: 検査中のストレスや苦痛を軽減するため、原則として麻酔(鎮静剤)を使用した状態で検査を行います。
- 日帰りポリープ切除: 検査中に10mm未満のポリープを発見した際は、クリーンコロン(大腸を綺麗な状態にする)の概念に基づき、その場で切除を行うことが可能です。後日改めて手術を受ける手間や時間を省くことができます。
- 最新の画像強調技術: LCI(色調強調)やBLI(血管強調)機能を搭載した最新内視鏡により、肉眼では見落としやすい微細な病変も可視化します。
内視鏡が苦手な方への選択肢「バーチャル大腸内視鏡検査」
「下剤を大量に飲むのがつらい」「カメラを挿入するのが怖い」という患者様のために、当院ではバーチャル大腸内視鏡検査(3D-CTC)を導入しています。
- 検査の仕組み: マルチスライスCTで撮影した画像をAIと3D画像処理技術で解析し、内視鏡で覗いているような立体画像を構築します。
- メリット: 大量の洗浄液(下剤)を飲む必要がなく、カメラの挿入もありません。検査時間は約5分と短く、麻酔も不要なため、検査後すぐに帰宅して日常生活に戻れます。
※ポリープの切除や組織採取はできないため、異常が見つかった場合は後日、通常の内視鏡検査が必要となります。
128列マルチスライスCTによる精密診断
当院が導入している128列マルチスライスCTは、全身の主要臓器を数分で精密に撮影することが可能です。
消化器領域においては、肝臓、膵臓、胆嚢、腎臓などの「沈黙の臓器」と呼ばれる内臓の腫瘍や炎症、出血などを詳細に判別します。また、痔瘻(じろう)などの肛門疾患の診断にも活用し、正確な術前評価に役立てています。
受診と検査の流れ
患者様の利便性を考え、効率的な検査フローを構築しています。
- ご相談・診察: 完全個室の診察室にて、現在の症状や生活リズムを丁寧に伺います。
- 検査の準備: 検査前日の食事制限や下剤の服用方法について、分かりやすい資料を用いて説明します。下剤の事前郵送にも対応しています。
- 検査当日: プライバシーに配慮した個室をご用意します。鎮静剤を使用した場合も、ベッドに寝たまま移動し、30分程度ゆっくりお休みいただけます。
- 結果説明: 検査後、医師が画像をお見せしながら即日説明を行います(生検等の結果は後日)。
消化器の健康を守るために
治療の原則は「早期発見・早期治療」です。特に40歳を過ぎたら、がんのリスクを考慮した定期的なチェックが重要です。
「お腹の張りが続く」「血便が出た」「健診で便潜血陽性と言われた」といった症状はもちろん、特別な自覚症状がなくても、健康維持のためにぜひ一度ご相談ください。斗南堂グループは、最新の技術と真心で、患者様の健康寿命への貢献を目指してまいります。
医療法人社団斗南堂 八王子クリニック
- 八王子クリニック本院: 消化器内科、外科、肛門外科、形成外科
- 八王子クリニック新宿: 肛門外科、内視鏡科、消化器内科
- 八王子クリニック新町: 消化器内科、循環器内科、脳神経内科、人間ドック
※本院および新宿院での内視鏡検査・CT検査は、新町院と連携して実施しております。詳細なアクセスや予約方法については、各院の窓口までお問い合わせください。