各病気に適した検査を行うことで
早期発見につなげることができます。

脳の病気

脳卒中について

脳卒中とは?どんな病気か

突然に起こる脳血管障害(脳の血管がつまったり、破れたりすること)により、脳の細胞が死んでしまう病気です。 その結果、急に倒れて意識がなくなったり、手足が動かなくなったりしびれたり、言葉が話せなくなったり、視野が狭くなったりする発作が出現してしまいます。 この脳卒中には脳の血管がつまる病気の脳梗塞、脳の血管が破れてしまう病気の脳出血とくも膜下出血があります。

脳卒中の症例画像
隠れ脳梗塞 硬膜下出血 脳梗塞 隠れ脳出血
隠れ脳梗塞 硬膜下出血 脳梗塞 隠れ脳出血
脳腫瘍 脳動脈瘤 頚動脈狭窄
脳腫瘍 脳動脈瘤 頚動脈狭窄

脳卒中の予防について

脳卒中は突然死の一因であり、また死に至らない場合でも言語障害や麻痺などの重い後遺症をもたらすことも少なくありません。「発症してから」の治療では遅く、「発症を防ぐための予防」が重要です。
当院の脳ドックは7種類の撮影方法で脳の状態を詳しく調べることで、脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血などの脳卒中の早期発見、早期治療へと結びつけます。

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脳梗塞について

脳梗塞とは?どんな病気か

脳血管が何らかの原因で詰まり、血液がいかなくなった部分が壊死すること。 その血管の支配する脳命令中枢が機能しなくなり片マヒなどが起こり、症状の進行は数日間続くこともあります。 脳梗塞は大きく心原性脳塞栓、アテローム血栓性梗塞、ラクナ梗塞にわけられます。

脳梗塞の症例写真
隠れ脳梗塞 脳梗塞
隠れ脳梗塞 脳梗塞

脳梗塞の予防について

当院の脳ドックは、こだわりの7種類ものMRI撮影法を駆使し、脳のあらゆる病気を早期発見し、早期治療へと結びつけます。

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くも膜下出血について

くも膜下出血とは?どんな病気か

3大疾病である脳卒中の一つで、その原因の9割が脳動脈瘤が破裂して発症します。 破裂の最大の危険因子は高血圧です。
年間1万4千人もの人が亡くなっていて、好発年齢は50~60代ですが、若い人にも発症します。 遺伝的素因が関係していると考えられています。男女比は女性が男性の2倍で、理由は不明です。 発症すると約半数の方が死亡あるいは高度後遺障害となり、社会復帰出来るのは3割程度です。

こんな症状があればくも膜下出血の可能性あり

突然意識を失って倒れる
激しい頭痛
吐き気が起こる
片方の手足がしびれる
ろれつが回らず上手く喋れない
物が二重に見える
片方の目が見えなくなる
片方にある物に気付かず、ぶつかってしまう
手足の力が急に抜けて、持っている物を落としてしまう
めまいがして、まっすぐに歩けなくなる …etc.

こんな人は要注意くも膜下出血の危険因子

血圧が高い
多量の飲酒(飲酒量に比例してリスクが上昇します)
喫煙をしている
塩分の多い食生活
血縁者にくも膜下出血の発症者がいる(遺伝) …etc.

くも膜下出血の原因
脳動脈瘤の3D-CT画像
3D-CT画像 脳動脈瘤
3D-CT画像 コブ状の膨らみが脳動脈瘤

くも膜下出血の予防について

くも膜下出血の予防は、原因となる「動脈瘤の有無」の確認と、その脳動脈瘤を破裂させる最大の危険因子である「高血圧の管理」です。まず、脳動脈瘤の有無を検査することが重要です。
特に高血圧の方やご家族にクモ膜下出血の方がいる方などの危険因子をお持ちの方は速やかに検査する事をお勧めします。 マルチスライスCTやMRI(MRA)などで検査することができます。
当院の脳ドックはくも膜下出血やその原因となる脳動脈瘤のみならず「脳卒中」の代表的な疾患である脳出血、脳梗塞、さらに隠れ脳梗塞、隠れ脳出血、また脳に血液を送る頚動脈の狭窄の有無など、それぞれの病気の診断に最適な7種類ものMRI撮影を行い、脳を詳細に検査し発病を予防します。 是非、この機会に当院の脳ドックをご検討ください。

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脳腫瘍について

脳腫瘍とは?どんな病気か

脳腫瘍頭蓋内にできる腫瘍を総称したもで、良性のものから悪性のものまで色々な種類のものがあり、種々の検査で診断が決まります。
症状としては頭痛、嘔吐、視力障害、けいれん発作など見受けられます。 はじめのうちは症状が無く、腫瘍が大きくなると頭痛がおこります。 他臓器の腫瘍が転移し、脳腫瘍を造ることもあります。

脳腫瘍の予防について

当院の脳ドックは、こだわりの7種類ものMRI撮影法を駆使し、脳のあらゆる病気を早期発見し、早期治療へと結びつけます。

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慢性硬膜外血腫について

慢性硬膜外血腫とは?どんな病気か

頭蓋骨の下にある硬膜という膜と脳の間に血液が溜まる病気のこと。
お年寄りのかたに多くみうけられますが、脳を圧迫し、頭痛、ボケ症状、ろれつがまわらない、歩きづらいなどのさまざまな症状がでてきます。

慢性硬膜外血腫の予防について

当院の脳ドックは、こだわりの7種類ものMRI撮影法を駆使し、脳のあらゆる病気を早期発見し、早期治療へと結びつけます。

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脳動脈瘤について

脳動脈瘤とは?どんな病気か

脳動脈瘤脳内の動脈に何らかの原因で血管内にこぶ(瘤)のようなものが出来たことを指します。 この脳動脈瘤が破れてしまうと「くも膜下出血」という病気となります。 くも膜下出血を発症すると、約半数の人が亡くなってしまうという生命にかかわる大変恐ろしい病気です。

脳動脈瘤の予防について

当院の脳ドックは、こだわりの7種類ものMRI撮影法を駆使し、脳のあらゆる病気を早期発見し、早期治療へと結びつけます。

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急性硬膜下血腫について

急性硬膜下血腫とは?どんな病気か

主に頭部外傷などにより、硬膜と頭蓋骨との間に血液が貯留すること。 受傷直後は意識もハッキリしていますが、数時間後に意識が悪くなり致命的な状況になる事が多く、手術が必要となります。

急性硬膜下血腫の予防について

当院の脳ドックは、こだわりの7種類ものMRI撮影法を駆使し、脳のあらゆる病気を早期発見し、早期治療へと結びつけます。

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片頭痛について

日常生活に支障をきたす頭痛です

日本人の15歳以上の8.4%(約840万人)の人が片頭痛で悩まされているそうです。 また、思春期から40歳代までの女性に多いのも特徴です。
片頭痛は発作的に月に数回起こる、とても我慢できないほどの頭痛です。 発作は4時間から72時間ほど続き、激しい痛みで何も出来なくなってしまい、 仕事や生活の時間まで奪われてしまいます。

片頭痛は片側だけではありません

片頭痛はよく片側の頭痛であれば全て片頭痛と誤解されている方も多いようですが、片頭痛は片側のときもありますが、両側性の痛みのときもあります。

片頭痛の特徴

痛みの特徴

ズッキン、ズッキンと拍動性の頭痛であることが多いですが、時に拍動性でない場合もあります。 頭痛が 起こっているときは仕事も何も出来ない状態に成り、寝込んでしまう人がほとんどです。さらに気持ちが悪くなり、嘔吐することもあります。光が眩しく感じたり、周囲の音でも頭に響いたりします。また、入浴などでも悪化することがあります。

症 状

ときどき起こる。(間欠的)
片頭痛の頻度は月に1~2回から多いときで週に1~2回。
ズッキンズッキン、ガンガンと脈打つような痛みが4~72時間持続する。
ただし寝ると治ることもある。
片側が痛いことが多いが両側のこともある。
日常生活の動作でも頭痛は悪化するため動きたくない、じっとしていたい、ひどいと寝込んでしまうこともある。
頭痛になると普段は気にならない光がまぶしく感じたり、普段は気にならない音がうるさく感じたり、 臭いが嫌だと感じたり、 吐き気や嘔吐、食欲低下も伴う。
「前兆のある片頭痛」と「前兆のない片頭痛」2つのタイプがある。
「前兆のある片頭痛」では視界の中にチカチカした光が現れる(閃輝暗点)症状が15~30分で消失し頭痛が始まる。
予兆として片頭痛の数時間前から食欲亢進、首や肩がこる、生あくびが出る、疲労感がある。

片頭痛の誘因

寝不足、寝過ぎ、人ごみ、炎天下、臭い、ストレス、ストレスからの開放(休日)、運動、気圧の変化、季節の変わり目、生理、チーズやアルコールなどの食品で誘発される。
遺伝性疾患で母親の遺伝子が強く母親が片頭痛であるとお子さんは50%の確率で片頭痛になります。

片頭痛の治療

片頭痛発作を引き起こすのもは、人それぞれ異なりますが、肩こり、寝過ぎ、寝不足、ストレス、ストレスからの開放、空腹、運動、日差し、匂い、騒音、人ごみ、低気圧、ホルモン変化(月経、ピル)、アルコール(ワイン)、旅行などがあります。自分自身の頭痛を引き起こす物をあらかじめ知っていれば、片頭痛の発作を避けることが可能な場合があります。


緊張型頭痛について

頭痛で受診する人のほとんどがこのタイプです

日本人の15歳以上の22%がこの頭痛です。持続時間は30分から7日間と持続性があり、中高年に多く、頭全体、後頭部が痛みます。

緊張型頭痛の特徴

痛みの特徴

この頭痛は片頭痛と異なり、拍動性の痛みではありません。 徐々に痛くなってくる頭痛で、両側の後頭部から首筋にかけての重い感じ、はちまきで締め付けられる様な痛み、頭の芯が痛い、ヘルメットをかぶっているなどと表現する方が多いようです。
頭痛は一般的には30分から7日間持続します。 さらに光過敏、音過敏などもなく、吐き気や嘔吐を伴うことも少ないようです。(時には吐き気を訴える人もいます)

症 状

頭の周りを何かで締めつけられるような鈍い痛み30分から7日間ほど続く
頭全体、後頭部、首筋が痛む
仕事や日常生活には支障をきたさない
何かに集中していると忘れてしまう
ふわふわしためまい、肩こり、首のこりが伴う
ストレッチ、肩、首の体操、首筋、肩を温めることで楽になる

緊張型頭痛の誘因

眼精疲労、パソコン操作、車の運転、合わない枕、不自然な姿勢を長時間続ける、体の冷え、運動不足、精神的ストレスなどが重なることによって起きる。

緊張型頭痛の対策

姿勢を良くする
首・肩の運動をする
枕を低くする
睡眠を十分とる
入浴は湯船に入り肩までつかること(首筋を暖める)
続けて長時間のコンピューターのモニターなどを見ない(休憩をとる)
首や肩を暖めてみる
不安や精神的ストレスを解消させる


群発頭痛について

最も痛い頭痛です

群発頭痛は片頭痛に比べると稀な病気です。しかしながら、痛みに関しては片頭痛よりも勝っているようです。 20〜30歳代の男性に多く、1年に1回季節の変わり目など決まった時期に1ヶ月ほど毎日の様に、片側の目の奥がえぐられるような激痛を伴います。

群発頭痛の特徴

痛みの特徴

毎日のように発作が起きる期間(群発期)があり、群発期には、2日に1回〜1日8回頭痛が出現する。片側の目、目の奥、こめかみ辺りがえぐられるような堪え難い痛みで、発作時には涙、鼻水、鼻づまりなどの症状も伴う。一回の痛みは15分から3時間続き、寝ていても夜中に痛みで目が覚めてしまうこともある。

症 状

1~2か月間にほぼ毎日、1日に1~3回出現する頭痛
1回の頭痛発作は15~180分続く(それ以上長くは続かない)
1日のうちでも同じ時間帯に起こりやすい
必ず頭の片側だけが痛む
目の奥、こめかみ、後頭部も痛くなる
目の奥がえぐられるような痛み
痛みでじっとしていることができない、動き回ると紛れる
耐えられない痛み
痛みが出現している側の目の充血、涙、鼻水、鼻づまりが伴う

群発頭痛の誘因

群発期にはアルコールを飲むと1時間以内に群発頭痛発作が出現します
気圧の低下も誘因になります


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