子宮・卵巣がん検査

30代から増加する子宮・卵巣がん、早期発見のために
子宮・卵巣がんは、初期の段階ではほとんど自覚症状がありません。不正出血やおりものの変化、性交時の出血など、気になるサインが現れたときにはすでに進行しているケースも少なくないのが現実です。
子宮頸がんは原因とがんになる経過がほぼ解明されており、「予防できるがん」とも言われています。しかし女性が30代を迎えるころから罹患率は急増し、日本では1日に8人の女性が子宮頸がんで命を落としている計算になります。世界全体では毎年約27万人もの女性が子宮頸がんによって亡くなっており、決して他人事ではありません。
万が一がんが進行した場合、子宮や周辺臓器の摘出が必要になることもあり、妊娠・出産への影響だけでなく、日常生活や仕事にまで支障をきたす後遺症が残る場合もあります。定期的な検査で早期に発見することが、子宮を守り、健やかな生活を続けるうえで重要です。
こんな方に子宮・卵巣がん検査をお勧めしています
- 不正出血や生理不順が続いている方
- おりものの量や状態が以前と変わった気がする方
- 下腹部に違和感や痛みを感じることがある方
- 30代以降で婦人科の検査を受けたことがない方
- 家族に子宮がん・卵巣がんの方がいる方
- 妊娠・出産を考えており、子宮の状態を確認しておきたい方
症状がなくても、30代以降の女性には定期的な婦人科検査をお勧めしています。
なぜ日本女性の受診率は低いのか
欧米での婦人科検診受診率が70%以上であるのに対し、日本は20〜30%程度と非常に低い水準にとどまっています。その背景にある大きな理由のひとつが、「内診や超音波検査で見られることへの抵抗感」です。
従来の子宮・卵巣検査は内診台での診察や経腟超音波検査が中心で、「恥ずかしい」「怖い」と感じて検査を避けてきた女性は少なくありません。
当院では、こうした不安を解消するためにMRIによる子宮・卵巣検査を導入しています。
見られない、触られない。MRIによる子宮・卵巣検査
MRI検査(磁気共鳴画像検査)とは、磁気の力を使って体の内部を詳しく調べる検査です。放射線を使わず、筒状の装置の中に横になるだけで検査を行います。内診や経腟超音波のように直接触れる検査ではないため、身体的・精神的な負担が少ない点が特徴です。
子宮・卵巣のMRI検査では、子宮内膜症・卵巣嚢腫などの良性疾患から、子宮がん・卵巣がんといった悪性疾患まで幅広く調べることができます。超音波検査では確認しにくい病変も、MRIの高精細な画像で詳しく確認します。
当院では、2025年9月より新型MRI「Ingenia Ambition 1.5T」(1.5テスラ)を稼働しています。AI技術を搭載した新型機で、画像の精度が向上し、検査時間も従来より短縮されています。検査中は音楽や映像を楽しみながら受診いただけるため、閉所が苦手な方にも安心して受けていただける環境を整えています。
また、子宮・卵巣のMRI検査は女性検査技師が担当しています。同性のスタッフが対応するため、より安心して検査を受けていただけます。
当院の子宮・卵巣がん検査の内容
MRIによる子宮・卵巣検査
子宮と卵巣を中心に、MRIで骨盤内の状態を詳しく調べます。内診を行わず、横になった状態で検査を受けるため、身体への負担が少ない方法です。子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がんをはじめ、子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣嚢腫といった良性疾患の有無も確認します。
子宮頸がん細胞診・HPV検査
子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染状況を調べる検査と、子宮頸部の細胞を採取して異常がないか確認する細胞診を行います。当院では自己採取法による細胞診およびHPV検査を実施しており、内診台を使わない形で受けていただけます。
血液検査(腫瘍マーカー)
血液中にがん細胞が産生する特定の物質(腫瘍マーカー)の量を測定し、がんの可能性がないか調べます。子宮・卵巣がんに関連するマーカーを含む血液検査を実施しています。
子宮・卵巣がん検査を含む人間ドックコース
当院の子宮・卵巣がん検査は、レディースドックに含まれています。レディースドックでは、以下の検査を組み合わせて女性の健康状態を総合的に調べます。
- 血液検査(腫瘍マーカー、感染症)
- 子宮卵巣MRI検査
- 乳腺MRI検査
- 乳腺超音波検査
- 骨密度検査
乳腺MRI検査では、圧迫を最小限に抑えたうつぶせの姿勢で検査を受けていただけます。乳房を強く挟む一般的なマンモグラフィとは異なり、痛みや不快感が少ない方法です。
単独のオプション検査として「子宮・卵巣MRI検査」(36,850円 税込)を受けることも可能です。他のコースに追加する形でも対応しています。
検査の流れ
ご予約
電話(人間ドックコールセンター:042-660-8846)またはWebフォームからご予約いただけます。待ち時間なく予約が取れる体制を整えています。
受診当日
検査内容によって所要時間が異なります。子宮・卵巣MRI検査単独であれば10〜30分程度です。レディースドックとして複数の検査を組み合わせる場合は、当日の流れをご案内します。
検査結果
受診当日に確認できる項目については、医師が直接ご説明します。総合的な結果報告書は2〜3週間後に郵送でお届けします。受診後も希望に応じて医師による結果説明を無料で受けていただけます。
異常が見つかった場合
精密検査や治療が必要と判断された場合は、当院での診療への移行、または専門医療機関への紹介状の発行に対応しています。一人で不安を抱えることなく、次のステップへ進んでいただける体制です。
八王子クリニック新町が選ばれている理由
女性に配慮した検査環境
子宮・卵巣のMRI検査は女性検査技師が担当します。「見られたくない」「触られたくない」という気持ちに寄り添い、できる限り安心して受診いただける環境を整えています。
最新MRI機器による高精度な画像診断
AI搭載の新型MRI「Ingenia Ambition 1.5T」により、従来よりも精細な画像で子宮・卵巣の状態を確認します。最終的な診断は経験を積んだ医師が行います。
1日で完結する総合的な検査
当院の人間ドックは、子宮・卵巣の検査をはじめ、がん・心疾患・脳卒中など日本人の死亡原因上位を占める疾患の検査を1日で受けられる体制を整えています。忙しくてなかなか通院できない方にも選ばれている理由のひとつです。
検査後の相談・紹介体制
検査結果について受診後も相談を受け付けています(対応コースあり)。精密検査が必要な場合は、当院内での診療継続または専門医療機関への紹介に対応しています。
まとめ
子宮・卵巣がんは早期発見ができれば、子宮を残した治療も選択肢に入ります。初期症状がほとんど出ないからこそ、自覚症状を待つのではなく、定期的な検査で状態を確認することが大切です。
当院では「見られたくない」「恥ずかしい」という気持ちを持つ女性にも、MRIを中心とした検査で受診の入口を広げています。30代以降の女性、またはご家族にがんの方がいる場合は、ぜひ一度ご相談ください。
八王子駅からアクセスしやすい立地にありますので、お気軽にご予約いただけます。
診療時間
| 曜日 | 午前 | 午後 |
|---|---|---|
| 月 | ● | ● |
| 火 | 休診 | 休診 |
| 水 | ● | ● |
| 木 | ● | ● |
| 金 | ● | ● |
| 土 | ● | ● |
| 日 | 休診※ | 休診※ |
| 祝 | 休診 | 休診 |
午前 9:00〜11:45
午後 14:00〜17:30
※日曜は外来休診(人間ドック・各種検査のみ実施)
※科目ごとに診療時間が異なります。担当医は変更になる場合があります。
八王子クリニック新町
〒192-0065
東京都八王子市新町7-10
シルバーヒルズ八王子 1階・2階
お電話でのご予約
タップで発信できます 042-643-1321人間ドックコールセンター:042-660-8846
24時間受付中 WEB予約 詳しいアクセスを見る